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ジークの雑録日誌

ゲームや小説 アニメの評論など

キンコン西野問題を批判する

今回はキンコン西野問題を検討してみたいと思う。 http://lineblog.me/nishino/archives/9256089.html?.link_prev=1 簡潔に言ってしまえば有料だった絵本を時間差で無料公開したら売上が伸びたという内容だ。 氏は自費で自らの絵本を購入したうえで無料にす…

報告があります

お久しぶりです。ジークです。 突然ですが、兼業作家を目指します。 個人の電子書籍出版への参入です。 参入を決意した理由はどうしても書きたい題材あるからです。ジャンルは、軍事・政治小説です。 じゃあ、新人賞に出せよ、と言う人もいるかもしれません…

経済学は何故軽んじられているのか?

行政は政策を立案・実行する際、ミクロやマクロの理論に依拠するのが本来望ましい。しかし、指針を示す政治家がそれらについて無知なことが多々ある。その理由は経済学で用いる数学が難しいこと、経済学における仮定が理想状態に重きを置きすぎていることな…

ジョン・ヒックスの業績と一生

ジョン・ヒックスは、イギリスで最も優れた経済学者である。彼はイギリスの中にあってケンブリッジ学派の思想的影響を受けなかったにもかかわらず、結果としてケンブリッジ学派とローザンヌ学派の理論統合を成し遂げた人物である。 彼の経歴は、稀有なものだ…

ケンブリッジ学派とローザンヌ学派における学説の相違について

かつて、ミクロ経済学では市場均衡理論を巡って2つの学派が対立した。アルフレッド・マーシャルが率いた「ケンブリッジ学派」と、レオン・ワルラスが率いた「ローザンヌ学派」である。ケンブリッジ学派は、主として1つの財の市場における価格と需給量の決定…

統計プログラミング言語Rを用いた一般均衡分析

統計プログラミング言語Rとは主に統計分野において用いられるツールである。実証分析をする際、非常に便利である。研究者が公表している追加パッケージを用いることで様々な分析が可能となる。とりわけ経済学分野のパッケージが豊富である。そんな中、最近に…

ー動学的一般均衡モデル概説ー

今回は経済政策の分析ツールとして一般的になった「動学的一般均衡モデル」について説明をする。 学部レベルのマクロ経済学を学んだ人が上級マクロを学ぶときに混乱するのが、「マクロ経済学のミクロ的基礎付け」である。マクロ経済学にミクロ経済学で仮定される…

売れない作家の特徴とは

売れない作家の特徴は主に3つである。 第1に、自身の作品が売れない理由を販路や編集、宣伝のせいにすることである。被害妄想を撒き散らし勝手に自滅したI氏の事件がその最たる例である。加えて、彼の場合はストーリー構成力や魅力的なキャラ作りに関する能…

Re:ゼロの「死に戻り」を大真面目に考察

今回はRe:ゼロの「死に戻り」を考察する。死に戻りは死の分岐点(セーブポイント)に戻るという能力で、主人公はその能力を用いて死ぬ運命を回避するのである。これまでの時間跳躍系物語と異なる点は「死ぬと時間が分岐点まで戻る」というである。主人公の能…

ヒロインテイム・マイスター ‐契約《キス》と楔紋《ギアス》の空島生活‐ 感想

今回、紹介する本は砥石大樹著 ヒロインテイム・マイスター ‐契約《キス》と楔紋《ギアス》の空島生活‐ である。本の紹介へ入る前に著者の砥石大樹氏について話をしておこう。 氏は、ハーヴェストオーバーレイ、シュクレといったエロゲーのシナリオを担当し…

アーマードール・アライブ(幾谷正著)感想

舞台設定や世界観などの設定が、ずさん過ぎる。人工知能に核兵器の制御が奪われて諸外国が滅んでいるのに日本だけ助かる。その理由が日本が核をもっていないから。この時点で爆笑必至。そもそも諸外国が滅ぶくらいの核兵器が使われているなら日本も放射能汚…

無産階級とは何か

新年早々小難しい内容を書くので読んでもらえるか分からないが、まあそんなことは気にせず気ままに書く。今回『無産階級』について書こうと思った理由は以下の記事が目にとまったからだ。 枕狐先生の無産発言とその反応 - Togetterまとめ 炎上の内容は各自確…

ざるそば(かわいい)感想

ざるそば(かわいい)とは第11回MF文庫Jライトノベル新人賞優秀賞受賞作である。あえてジャンルを定義するならば『麺類と人類の純愛系ラブコメ』とするのが最もふさわしい。 主なあらすじは、出前にやって来た女の子が実は麺類寄りの魔法少女である。スポン…

作家と絵師の関係性―アーマードール・アライブ騒動を例に―

幾谷正がまた喚いている。どうやらコニシ氏が同人誌の挿絵を担当することが気に食わないようだ。商業と同人で名義を変えるのは当たり前になっているにも関わらず@armordoll_aliveで以下の発言をしている。 「うちと仕事してるときは他社の宣伝するな」とか「…

『最近のラノベ』という括りなど捨ててしまえ!!

私は『最近のラノベ』という括りを最も嫌っている。なぜかといえば''最近''の定義すら曖昧で、その議論は非論理的だからである。例えば、「最近のラノベはハーレム物が多い」というような論調とか。 ハーレム物自体、ラノベに限った話じゃない。ギリシャ神話…

物語は形に宿る

小説を書くとき、話の形式や構造について考える。小説におけるカテゴリーとは、純文学、大衆文芸、青少年向け小説(ライトノベル、児童文学)などが挙げられる。小説におけるジャンルとは、ファンタジー、SF、ミステリー、etc……がある。 ライトノベルをジャ…

奈須きのこ・TYPE-MOON私論―同人からの飛躍―

奈須きのこは、TYPE-MOONに所属するシナリオライター・小説家であり、TYPE-MOON(通称、型月)を支える概念武装である。今回は型月を支える概念武装である彼について記事を書こうと思う。 奈須氏は同人ゲーム『月姫』の脚本で同人デビューを果たす。奈須氏の…

実力の無い商業作家の同人作品は売れるのか

商業で実力の無い作家の同人作品は売れるのか。答えは否である。今回は幾谷正を例に挙げ彼が辿った悲惨な状況について語る。彼については以下の記事を参照して欲しい。 jeek-miscellaneous.hatenablog.com 自らの本が売れない原因を他人に転嫁するような人物…

伊藤計劃以後とは何なのか

昨今のSF界では、「伊藤計劃以後」という概念が独り歩きをしている。伊藤氏の没後に書かれたもので、作品のテーマと類似するもの(人間の意識や言葉)や社会批判を含んでいる作品を指すことが多い。氏のファンである私もこの概念にしばしば頭を悩ませている…

ラノベ作家が一般向けSF作家になるための条件とは?

ラノベにおけるSFと一般向けSFでは求められるテーマや物語の構造が大きく異なる。一般向けSFは現代社会に関する批判を物語の中に織り込むことが多い。ラノベ系SFは少年少女たちの属するコミュニティとその関係性がテーマとなる場合がほとんどである。 ガジェ…

電子書籍化が進むと出版社と著者が得をするのか

電子書籍化とは、ペーパーレス化である。 jeek-miscellaneous.hatenablog.com では読者のメリットと著者のメリットに関する記事を書いた。今回は出版社の利点と著者の利点について書く。 出版社のメリットは、取次会社の取分も自社のものにすることができる…

ラノベの歴史に今何を思う

「ラノベって10代向けの挿絵付き小説のことでしょ」 友人は頻繁にそのことを指摘していた。 ラノベ以前において10代向けの小説が無かったのかと言えばそうではない。10代の少年・少女たちに向けて書かれた小説はたくさんある。勇気や正義、諦めないことの大…

電子書籍で望まれるものとは?(読者側と著者側の両側面から)

電子書籍で望まれるものとはなんだろうか。読者にとっての最大の利点はペーパーレス化である。紙の本は置き場所をとるが、電子書籍は記録媒体と端末さえあればいいので紙の本と比較して省スペースで済む。著者が受ける恩恵も大きい。 1つはロイヤリティの違…

「ざるそば」って何だよ(哲学)

ざるそばとは、ざるに入った麺類である。そばとはそば粉で作られた麺類である。ざるそばは、香りや味が素晴らしい。色々な具材をのせるパターンもあるが、やはりシンプルな味わいをもつざるそばが最もおいしいと思う。 なぜざるそばの話題を書いているのかと…

テンプレ的ラノベとは何か

テンプレとはテンプレートの略称で日本語で言うところのひな形である。ラノベに限らずあらゆる物語に存在する。遡るとテンプレの存在はギリシア神話においても確認できる。大体の神話は後世の人々に語り継がせるために英雄伝の形をとることが多い。もっとも…

「干物妹!うまるちゃん」はなぜ売れているのか ニッチジャンル可能性とは

干物妹!うまるちゃんとは週刊ヤングジャンプで絶賛連載中の漫画である。この作品は日常、ギャグに分類される。外では才色兼備で完璧だが家ではグータラに過ごす女子高生「うまる」と、その兄「タイヘイ」の日常を綴ったギャグ漫画である。有名作品やサブカ…

炎上作家に未来はあるのか 幾谷正の経歴とその後

幾谷正という名前をご存じだろうか?今や炎上芸人として名を馳せている元ラノベ作家である。彼の言動については togetter.com などにまとめられている。そんな彼にもラノベ作家としての時代があった。 第1回講談社ラノベ文庫新人賞優秀賞を受賞、神童機操DT…

天才ラノベ作家の本質とは ―2人の電撃作家を例に―

今回はラノベ作家の天才タイプについて考察する。ラノベにおける天才とはなんだろうか。ずばり、自分の書きたいものを書き、なおかつ自らの作品を売れ筋にしてしまう作家のことである。 売れ筋作品は経験を積めば大抵の作家が書けるものだと言われている。天…

ラノベの販売戦略に関する私見

前回の記事にも書いたようにラノベ市場では異なるレーベル間において価格競争が多くの場合においては起こらない。理由は読者のラノベ購入に関する効用(満足度)が著者の文章力やストーリー構成力(作品の出来)に依存するためである。 jeek-miscellaneous.h…

ラノベが売れないのは誰のせいなのか

小説という商品はジャンルが同一のものであっても文章力や物語の内容によって差別化が図られている。著者(出版社)を売り手とするならば売り手独占だと言える。買い手(読者)にとって自分の欲しい小説は著者によってのみ提供されるからだ。たとえテンプレ…

小説(挿絵なしの大衆文芸)とライトノベル(挿絵ありの青少年向け小説)の相違点に関する考察

私は小説が好きだ。ラノベも好きだ。この2つ主な相違点は読者層の違いと挿絵の有無だと考えている。細かく言えば文体、文章表現の違いが挙げられる。今は文庫レーベルが豊富にあり小説とラノベの境界線がはっきり分かれていることが多い。 ラノベは小説に劣…

TPPと2次創作文化の関係性について

コンテンツ産業において2次創作というジャンルは長らくグレーゾーンだった。今回、TPPが大筋合意に至ったことで2次創作に関する文化は委縮することは必至だ。そこで今回はオタの祭典である「コミケ」を具体例に挙げどのような問題が起きてしまうのか解説して…

ラノベ作家、小説家で食べていくという生き方について

「ラノベ作家もしくは小説家で飯が食っていけたらなあ~」と考える人がいると思う。小説には様々なジャンルがあってどれかの分野である程度売れれば食っていけることだろう。私は別の職種を目指している。にもかかわらずこんなトピックで書いているのには理…

伊藤計劃という作家について

前回は屍者の帝国について感想を書いた。なぜ伊藤計劃(以下伊藤氏と表記)について今回触れているのかといえば私が彼の熱狂的なファンだからだ。伊藤氏の作品と出会ったのは書店の平積みコーナーだった。普段は歴史小説くらいしか読まないのにそのときは何故…

屍者の帝国 感想

「伊藤氏円城氏の両名は日本を代表するSF作家である。SFの題材は屍者である。屍者という題材を通して意識や、命のありかについて社会に問いただしているような内容である。プロローグ後はすべて円城氏が書いている。氏の過去作品のどれよりも分かりやすい文…

ブログ始めました

このブログは自分の趣味や意見について書くブログです。 アーケードやコンシューマーのゲームについて書こうと考えています。 ジャンルは特にありません。面白ければそれでいいと思っています。SFやアニメの評論もやる予定です。よろしくおねがいします。