ジークの雑録日誌

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実力の無い商業作家の同人作品は売れるのか

商業で実力の無い作家の同人作品は売れるのか。答えは否である。今回は幾谷正を例に挙げ彼が辿った悲惨な状況について語る。彼については以下の記事を参照して欲しい。
jeek-miscellaneous.hatenablog.com
 自らの本が売れない原因を他人に転嫁するような人物であるが、そのこと以上に彼の作品は地の文における描写力とストーリー構成力双方が著しく欠如しているため、作品自体は至極つまらないものである。そんな彼は今、KDPという自己出版手法に手を染めている。KDPの詳細は以下を参照して欲しい。
jeek-miscellaneous.hatenablog.com
 彼は商業作家だった頃の実売数はアーマードール・アライブに関して1000部だったらしい。ちなみに刷り部数は1万部だった。つまり90%は売れ残ったのである。刷り部数方式の料率だったため、印税は支払われたが出版社と取次には損失だけが残った。打ち切られ、そのことに腹を立てた彼はKDPに手を染めるのだった。
 KDPのシステム自体は作家にとってメリットが非常に大きい。出版のノウハウさえあれば良いし、本の内容が面白ければ確実に売れる。宣伝も自分のやりたいようにできる。しかし、幾谷正のような未熟な作家では話の中身がスカスカなので売れないのである。彼も自ら作家として飯が食えるとは今更思ってないだろう。※KDPに移ってから幾谷正の作品は数十冊程度しか売れていない。
 実力の無い作家は如何なる媒体だろうと売れないということだ。