2020-01-01から1年間の記事一覧
コロナ以前から政治家の統計リテラシーの低さが目立っているのはなぜなのか 政治家は国民が選ぶのだから我々有権者にも責任があるのかもしれない。 義務教育の子どもですら棒グラフ、折れ線グラフ、円グラフの読み取り方を知っているというのに彼らのレベル…
統計不正や国会軽視との批判もあった安倍政権が求心力を維持できた最大の理由が何だったのか。 某哲学入門チャンネルの論調は消極的支持者が多く、現状に追認しているだけの思考停止者が多くいた。より小さな悪を容認していった結果、アベというモンスターを…
メディアやネットで、「安倍政権は日 本憲政史上最低最悪の政権」だという言説が度々取り上げられる。現政権にも政策の不備があるため手放しで支持することはできないとしても、民主党政権のほうがマシだったという言説に私は賛同しない。 私自身が政権交代…
超限戦 21世紀の「新しい戦争」とは1999年に中国で発表され、英訳、日本語訳もされた戦略研究書だ。 現代の戦争は、軍事、非軍事の境界が曖昧になっており戦争の形は多岐にわたると説明している。具体的に言えば、金融戦やインターネット戦などを新たな戦場…
ネットMMTerはミクロ的基礎づけを軽視している。木村氏と、あるネットMMTerのレスバを見て私はそう確信した。 あるネットMMTer曰く、「経済学は科学じゃねーから思い上がるな(意訳)」と。言ってしまえば、会計論に終始したMMTでいいという趣旨だ。この言説…
今回はMTPL論文(木村 優氏)第3稿の批評を行う。 まず、論文の概要は「租税貨幣論と内生的貨幣供給論に着目して MMT の論旨を数理モデル化し,物価水準の変動のメカニズムを明示化したマクロ経済モデルを提案する」というものである。RBCモデルを基礎とする…
今回はMTPL論文(木村 優氏)第2稿の批評を行う。 まず、論文の概要は「租税貨幣論と内生的貨幣供給論に着目して MMT の論旨を数理モデル化し,物価水準の変動のメカニズムを明示化したマクロ経済モデルを提案する」というものである。RBCモデルを基礎とする…
MMT(現代貨幣理論)という学説をご存知だろうか。 貨幣は商品ではなく信頼に基づく貸借関係の記録(負債の記録)である、貨幣は銀行等が貸借関係の記録を書き込む時に創出され、返済する時に消滅する、世の中に貨幣が存在するのは、政府が一番初めに貨幣を…